857: 1/2 2017/07/21(金)00:09:34 ID:idJ
長文&分割スマソ。

高校生の時、趣味が尋常じゃなく合った教育実習生と実習終了後から付き合い始めた。
付き合って2~3日くらいは
「もうすぐ社会人の彼♪」「趣味が合う♪運命♪」
ルンルンだった(恥)。

それは元彼も同じで、浮かれきってるのを隠さなかった。
というかほぼ全ての言動に「好き好き」言ってきた。
「顔が完全に俺の好みだ」
ということから始まり、趣味を話せば
「趣味がいい!好き!俺もそれわかる!運命!」
愚痴を話せば
「わかる!可哀想!」
普段人間関係で感じることを話せば
「本当に高校生?!大人!好き!俺もわかる!好き!」
話に適当に相槌を打てば
「ちゃんと聞いてくれる!嬉しい!大人!好き!」
これが2週間も続いた。
(褒められるのは嬉しいが、高校生ごときの言動を褒め称えられても...)
とかなり疲れていた。




そんなある日、風呂上がりに2件のメッセージが来た。
「会いたいなあ」

「ぎゅー」

「?」となった。

858: 2/2 2017/07/21(金)00:11:37 ID:idJ
数秒後に
“君を抱きしめたい”
というニュアンスの言葉であることを理解し、どうしようもなく彼に対して嫌悪感が沸き上がった。
その後すぐ
「ごめんなさい忘れてください」

「さっきのはデレですよ~照れろよ~」
的な意味が含まれてるメッセージが来たのもそれを増長させた。
(お前高校生にベタベタ甘えてんじゃねえよ)
と蹴り飛ばしたくなった。

思えば自分の周りの人間は結構下に見てるし、メッセージ返信に疲れ果て相槌とそれらしい言葉を並べるだけの作業をしていたら
「俺が喋って〇〇がいい感じにパスくれる感じで俺ら相性いいな」
と見当違いな意見をくれたり(お前がペラペラ話してくるからだろハゲ
わたしに媚びへつらうばかりで結局わたしは
(こいつと付き合ってるメリットがなくないか...?)
としか思えなくなってしまった。
彼はチビデブだったし。

顔のコンプレックスを褒めてくれてありがとう。
学業に専念したいだのなんだの理由をつけて別れを告げた時、
「いろいろあるよな」
で別れてくれて本当にありがとう。
冷めて本当にすみませんでした。



電子妖精アバタモエクボ 1巻