つるっつるの頭で生まれてきた私の初めての娘。
ほんとバンドエイドを直に貼ってもはがすとき痛くなさそうなくらいの薄毛っぷり。
それを舅に「なんだこりゃ、こんなみっともない赤ん坊見たことないぞ。髪通り越して頭になんか障害でもあるんじゃないのか」と言われた。
それに思わずカッとなって「あなたと一緒にしないでください。ちゃんとこれから増えますから」と言い返してしまった。
因みに舅は100人中99人が認めざるを得ないレベルのハゲ。
舅は「あんたがそんな人間だったとはな!かわいそうに、その子もまともには育たないね、母親の頭がおかしいんじゃもう無理だね」と言い捨てて帰ろうとした。
それでもそぶりだけで帰る感じではなく、私の出方をうかがっていた。
だが、それでも謝らない私を見て、ものすごい乱暴にドアを閉めて本当に帰って行った。
みっともない自分にあとからちょっと後悔したんだけど、話を聞いた夫が舅に激怒してくれたので私の一言などかすんでしまった。
そしてそんな夫の行動が嬉しかった。
舅とはすっかり険悪になってしまったけど、結果的にはむしろ良かったかなと思ってる。