880: おさかなくわえた名無しさん 2005/01/16 21:02:54 ID:G+IoAlZu
旅行中私は風邪をひいた。 
次の国へ移動する気がうせ、某国の小さな町の宿でごろごろしてた。 
ある日の夜リビングでスラブ系の青年が音楽を聞きながら頬杖をついていた。 
クラシックを聞いていたのがとても様になっていた。 

次の日彼が私と同じドミに移動してきた。彼の手荷物は手提げひとつ。 
彼はベッドに腰かけひたすら牛乳を飲みビスケットをかじってる。 
私は彼に話しかけた。彼はまだ二十歳。 
もう6ヶ月も旅行してる。ヨーロッパの北からトルコまで。 
でも疲れた。寒くて背中が痛いから今日はじっとしてる・・・。 
あんまり愛想が良くない青年だった。 
「どうして旅行してるの?」彼は聞く。 
私、別に目的がなかった。「ただ違う生活が見てみたいから・・・」 
もっとしゃべれたらどんなに良かっただろう・・・。 
北の国から来たのに寒がりな彼にホッカイロをプレゼントした。 
そしたら笑顔を見せてくれた。 
次の日彼は別の町へ行ってしまった。

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889: おさかなくわえた名無しさん 2005/01/17 20:26:33 ID:s9sAoWE1
>>880 
自分に酔いすぎでキモいんだよ。おまえ

894: おさかなくわえた名無しさん 2005/01/17 21:30:42 ID:m/q0POI3
889 :おさかなくわえた名無しさん :05/01/17 20:26:33 ID:s9sAoWE1 
>>880 
自分に酔いすぎでキモいんだよ。おまえ
 
引用元: 奥様が墓場まで持っていく黒い過去【黒の4】