今年9月にJ2ザスパクサツ群馬に加入したMF細貝萌は、優勝した2011年アジアカップの準決勝韓国戦(2-2/3PK0)でゴールを決めるなど、日本代表で30キャップを刻んだ。海外リーグでの経験も豊富な熟練ボランチは、森保一監督率いる現A代表のボランチをどのように見ているのか、その印象を聞いた。
細貝と言えば、日本屈指のボール奪取力を誇り、そのユーティリティー性も相まって、ドイツ・ブンデスリーガで計6年間プレー。日本代表でもアルベルト・ザッケローニ監督時代に招集常連組となり、2011年のアジアカップや13年のFIFAコンフェデレーションズカップ、14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を経験している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b63a040d49aa0fe138076cef50c0fdc3b76eec1
細貝と言えば、日本屈指のボール奪取力を誇り、そのユーティリティー性も相まって、ドイツ・ブンデスリーガで計6年間プレー。日本代表でもアルベルト・ザッケローニ監督時代に招集常連組となり、2011年のアジアカップや13年のFIFAコンフェデレーションズカップ、14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を経験している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b63a040d49aa0fe138076cef50c0fdc3b76eec1
A代表30キャップを誇る細貝が見た現代表のボランチの印象は?
MF長谷部誠(フランクフルト)やMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)、MF中村憲剛氏、MF阿部勇樹(浦和レッズ)、MF山口蛍(ヴィッセル神戸)、MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)といったボランチたちを見てきた細貝。3年ぶりのJリーグ復帰に伴い、W杯アジア最終予選に挑んだ日本代表の10月の戦いをチェックし、改めて目を引いたのがMF遠藤航(シュツットガルト)だったという。
「遠藤選手のプレーを90分間見て、改めてチームにとってすごく重要な、素晴らしい選手だと思いました。僕はシュツットガルトにも在籍していたので、彼がプレーをしている写真を見ると、スタジアムや練習場が懐かしいなと感じたり、その活躍を嬉しく思います」
遠藤は自身初のドイツ1部挑戦となった2020-21シーズン、リーグ戦33試合に出場してデュエル勝利数「476」を記録し、堂々のリーグトップに輝いた。屈強な選手が集うブンデスリーガでデュエル王となった価値を、同じくドイツで、そしてボランチとしてプレーした経験を持つ細貝は高く評価する。
「遠藤選手は、『デュエル王』と言われるだけの活躍をしているなと感じました。僕がドイツでプレーしていた頃はまだ、デュエルという形でそこまでフォーカスされていなかった部分はありますが、僕もタイプ的にはどちらかと言えば守備的なボランチとして、彼の素晴らしさはFWやDF以上に分かる。僕自身も勉強になったことがありました」
現代表のボランチでは、主軸に君臨する遠藤、MF柴崎岳(レガネス)、MF守田英正(サンタ・クララ)のほか、10月のW杯最終予選オーストラリア戦(2-1)でMF田中碧(デュッセルドルフ)がスタメンに抜擢され、A代表初ゴールと存在感を示した。細貝の目には、新進気鋭の23歳はどのように映ったのか。
「川崎フロンターレからデュッセルドルフに行ったことで、サッカーの感覚も少し違うと思います。フロンターレが素晴らしいのは日本国民のサッカーが好きな人なら当然分かっていて、逆にデュッセルドルフは現在ドイツの2部。デュッセルドルフへの移籍に関して、少なからずネガティブに捉えた方もいたのではないでしょうか。でも、日本代表の舞台で自分の実力を示したのは素晴らしいし、充実している証拠。結果が出たことは田中選手の自信にもなったと思うし、そういう選択をして良かったと感じているはずです。置かれている状況、場所は違うけど、僕ももっと頑張らないといけないと刺激をもらっています」
細貝は現代表の中で、柏レイソル時代の元同僚であり、攻撃のキーマンの1人に成長したMF伊東純也(ヘンク)にもエールを送っている。
「柏レイソルでも輝いていたけど、僕がいた2018年はまだ代表に選ばれて間もない頃。ヨーロッパに挑戦して、しっかり結果を残すことで、成長しているのは映像でも見て感じます。本当に素晴らしいし、頑張ってほしい選手の1人です」
「遠藤選手のプレーを90分間見て、改めてチームにとってすごく重要な、素晴らしい選手だと思いました。僕はシュツットガルトにも在籍していたので、彼がプレーをしている写真を見ると、スタジアムや練習場が懐かしいなと感じたり、その活躍を嬉しく思います」
遠藤は自身初のドイツ1部挑戦となった2020-21シーズン、リーグ戦33試合に出場してデュエル勝利数「476」を記録し、堂々のリーグトップに輝いた。屈強な選手が集うブンデスリーガでデュエル王となった価値を、同じくドイツで、そしてボランチとしてプレーした経験を持つ細貝は高く評価する。
「遠藤選手は、『デュエル王』と言われるだけの活躍をしているなと感じました。僕がドイツでプレーしていた頃はまだ、デュエルという形でそこまでフォーカスされていなかった部分はありますが、僕もタイプ的にはどちらかと言えば守備的なボランチとして、彼の素晴らしさはFWやDF以上に分かる。僕自身も勉強になったことがありました」
現代表のボランチでは、主軸に君臨する遠藤、MF柴崎岳(レガネス)、MF守田英正(サンタ・クララ)のほか、10月のW杯最終予選オーストラリア戦(2-1)でMF田中碧(デュッセルドルフ)がスタメンに抜擢され、A代表初ゴールと存在感を示した。細貝の目には、新進気鋭の23歳はどのように映ったのか。
「川崎フロンターレからデュッセルドルフに行ったことで、サッカーの感覚も少し違うと思います。フロンターレが素晴らしいのは日本国民のサッカーが好きな人なら当然分かっていて、逆にデュッセルドルフは現在ドイツの2部。デュッセルドルフへの移籍に関して、少なからずネガティブに捉えた方もいたのではないでしょうか。でも、日本代表の舞台で自分の実力を示したのは素晴らしいし、充実している証拠。結果が出たことは田中選手の自信にもなったと思うし、そういう選択をして良かったと感じているはずです。置かれている状況、場所は違うけど、僕ももっと頑張らないといけないと刺激をもらっています」
細貝は現代表の中で、柏レイソル時代の元同僚であり、攻撃のキーマンの1人に成長したMF伊東純也(ヘンク)にもエールを送っている。
「柏レイソルでも輝いていたけど、僕がいた2018年はまだ代表に選ばれて間もない頃。ヨーロッパに挑戦して、しっかり結果を残すことで、成長しているのは映像でも見て感じます。本当に素晴らしいし、頑張ってほしい選手の1人です」