フランクフルトにとって、元日本代表MF長谷部誠は「不可欠のまま」と今季も絶対的な存在。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』が、同選手の特集を組み絶賛した。
1月に38歳の誕生日を迎えるベテランはここ8日間の公式戦3試合にそれぞれ3バックの中央でフル出場して、リーグ上位チーム相手の連勝に貢献。夏に就任したオリヴァー・グラスナー監督の下ではシーズン序盤こそベンチスタートが続いたが、今はチームのプレー内容を大きく改善させた最大の要因として絶賛が相次いでいる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/724c2216c6cb50055473008d823a54b43aa49aa3
1月に38歳の誕生日を迎えるベテランはここ8日間の公式戦3試合にそれぞれ3バックの中央でフル出場して、リーグ上位チーム相手の連勝に貢献。夏に就任したオリヴァー・グラスナー監督の下ではシーズン序盤こそベンチスタートが続いたが、今はチームのプレー内容を大きく改善させた最大の要因として絶賛が相次いでいる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/724c2216c6cb50055473008d823a54b43aa49aa3
不可欠な存在・長谷部誠
そんな中、地元紙は「不可欠のままの長谷部誠、もう1年延長の可能性」と題した特集記事を掲載。記事で記者が1年前にアディ・ヒュッター前監督が長谷部の夏の現役引退を示唆したこと、同選手がスタメン起用されるようになってからチームが上位に食い込む快進撃を見せ、結局契約が延長されたことなどを回顧。そして、グラスナー監督の下でも同じようなことが繰り返されていることを指摘した。
「アディ・ヒュッターは長谷部を外そうとした唯一の監督ではない。現指揮官のオリヴァー・グラスナーもベテランをシーズン序盤にベンチに置き、長谷部は公式戦6試合連続で外に座り、その後も2度ほどその状況が続いた。誰もに理解された判断ではないが、当時も今も起用が一時的に見送られたのは決してこの世のヒュッターやグラスナーたちはグランドマスターの傑出した能力を把握できていないからではないだろう」
「ただ、長谷部は年齢的にも必ずしも将来性が高いとは言えないのも明らかだ。彼はそれを自覚し、『より若い選手たちもプレーしなければいけないことに関して、僕もクラブや監督を理解しています』と話している。だが彼は自ら定位置を譲ることはない。そして今でもものすごく優れている」
記事ではほかにも本人によるコメントを紹介。直近のウニオン・ベルリン戦は自身の疲労もあり「監督はヒンティ(マルティン・ヒンターエッガー)かイルゼ(マルセル・イルザンカー)を起用するのかな、と思っていました」と認めつつ、結局ピッチに立ち「僕のビジョン、パス、フットボールをプレーする部分」をもって2-1での勝利に貢献できたと自負。一方で、「謙虚であり続けます」と強調すると、同僚たちについて「イルゼはチャンスが与えられることを待っています」とし、ヒンターエッガーは「うちの一番優れたディフェンダーです」と続けた。
現在の3バックでは左側はエヴァン・ヌディカ、右側はトゥタがプレー。長谷部は「僕たち3人はお互いとても上手くフィットしていると思います」と手応えを感じている様子。だが、「僕のプレーが悪ければ、次は外されるかもしれませんね」と常に危機感をもってプレーしていることを明かし「2週間後には『長谷部は弱すぎる』や『年取りすぎ』とか言われることだってあり得ます」とも話している。
しかしながら、長谷部は現在「とても気分が良いです」と良い感触を得ているとのこと。現行契約は来夏までだが「今のところはもう少しプレーすることも考えられます」と現役続行を示唆するも「まだ早すぎます」と決断を下す時期ではないとした。なお、記者は「このベテランがもう1年間プレーしても、もはやサプライズではない。内部では既にそういったプランに関しての意見交換が行われ始めている」とし、39歳でもピッチに立つ長谷部の姿を十分想像できるようだ。
「アディ・ヒュッターは長谷部を外そうとした唯一の監督ではない。現指揮官のオリヴァー・グラスナーもベテランをシーズン序盤にベンチに置き、長谷部は公式戦6試合連続で外に座り、その後も2度ほどその状況が続いた。誰もに理解された判断ではないが、当時も今も起用が一時的に見送られたのは決してこの世のヒュッターやグラスナーたちはグランドマスターの傑出した能力を把握できていないからではないだろう」
「ただ、長谷部は年齢的にも必ずしも将来性が高いとは言えないのも明らかだ。彼はそれを自覚し、『より若い選手たちもプレーしなければいけないことに関して、僕もクラブや監督を理解しています』と話している。だが彼は自ら定位置を譲ることはない。そして今でもものすごく優れている」
記事ではほかにも本人によるコメントを紹介。直近のウニオン・ベルリン戦は自身の疲労もあり「監督はヒンティ(マルティン・ヒンターエッガー)かイルゼ(マルセル・イルザンカー)を起用するのかな、と思っていました」と認めつつ、結局ピッチに立ち「僕のビジョン、パス、フットボールをプレーする部分」をもって2-1での勝利に貢献できたと自負。一方で、「謙虚であり続けます」と強調すると、同僚たちについて「イルゼはチャンスが与えられることを待っています」とし、ヒンターエッガーは「うちの一番優れたディフェンダーです」と続けた。
現在の3バックでは左側はエヴァン・ヌディカ、右側はトゥタがプレー。長谷部は「僕たち3人はお互いとても上手くフィットしていると思います」と手応えを感じている様子。だが、「僕のプレーが悪ければ、次は外されるかもしれませんね」と常に危機感をもってプレーしていることを明かし「2週間後には『長谷部は弱すぎる』や『年取りすぎ』とか言われることだってあり得ます」とも話している。
しかしながら、長谷部は現在「とても気分が良いです」と良い感触を得ているとのこと。現行契約は来夏までだが「今のところはもう少しプレーすることも考えられます」と現役続行を示唆するも「まだ早すぎます」と決断を下す時期ではないとした。なお、記者は「このベテランがもう1年間プレーしても、もはやサプライズではない。内部では既にそういったプランに関しての意見交換が行われ始めている」とし、39歳でもピッチに立つ長谷部の姿を十分想像できるようだ。